1.国連と平和構築
世界には1日1ドル以下で生活する人口が10億人(ボトム・ビリオン)いると言われています。彼らの大半は紛争中または紛争後の社会に生活しており、これ らの脆弱国家は、麻薬などの組織犯罪やテロの温床になりかねない危険性をはらんでいます。また、世界で紛争を経験した国の多くが、紛争の再発を経験しているとも言われます。このため、紛争後の脆弱な平和を定着させ、経済活動を促進し、安定した社会運営を支援していくことは国際社会の喫緊の課題となっていま す。
平和構築委員会は、紛争の再発を防ぎ、紛争終結後の国における平和の定着を促進すべく、平和維持の段階から平和構築を経て、復興・開発の段階に至るまで継ぎ目なく支援していくことを目的として、2005年9月の国連首脳会合の成果として、その設立が合意されました。
2.日本の取り組み
世界の平和構築に汗を流し、紛争の悪循環の罠から抜け出せない人々に対して手を差し伸べ、国際社会の安定に取り組むことは、ほかならぬ日本自身の安全と繁 栄につながる重要な課題です。日本はこのような観点から、平和構築を平和の定着と国づくりと捉え、和平プロセスや国内治安・安定を促す一方で、当該国の政 治・経済・社会の枠組みの強化を目指す複眼的アプローチをとっています。国連の場で日本は2007年6月から1年間の任期で平和構築委員会の議長を務めて います。
3. 資料
平和構築
平和構築委員会
平和構築分野の人材育成のためのパイロット事業 (PDF)
4.関連リンク
平和構築委員会 (国連ホームページ)(英語)
国際平和協力懇談会(内閣官房ホームページ)
広島平和構築人材育成センター
G8北海道洞爺湖サミット
TICAD Ⅳ
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